女子力(ファッションセンスメイク)をアップするために必要なことをまとめました。女子力を向上する方法を知りたいですか?
女子力というコトバが最近注目されている。どういう意味か?おおまかに言って、女子力とはファッション、センス、メイク等に対するこだわりや向上心がある状態そのものをいうらしい。
女子力というコトバは安野モヨコが「美人画報」で多用したことに始まるとされる。しかし、大きく広まったのは山口照美が「女子力向上委員会」を展開し、マスコミで取り上げられてからである。
山口は結婚後30代になりもう一度トライ、エラーを繰り返しながら女子力を取り戻したという。「女子力向上委員会」の中で女子力7か条として1.「オンナの幸せ」を思い切り楽しむ!2.自分の肌やカラダの変化を知る!3.好きなパーツを増やしていく!4.見えないところにも手をかける!5.「インナー女子力」を高める!6.自分らしい「女子力目標」を持つ!7.「女子力」はエイジレス!と掲げて活動している。
これらをみると、3つの流れが見えてくる。1つは伝統的な「女らしさ」という価値観と本質的には大きく違わないこと。2つめはそれでいて新しい流れを作ろうと奮闘していること。3つめはしかしながらやはり商業的流行ブームの側面は否めないこと。である。
スポンサード リンク
スポンサード リンク
女性の向上を掲げた運動は60−70年代のウーマンリブ運動まで遡る。男女同権を求めたもので今の女子力と直接関係ないように思われるかも知れない。しかし、その後80年代にはジェンダー理論に発展し、90年代には性差の科学といった一連の流れがある。
これらの流れと今の女子力ブームは無関係とはいいきれないように思われる。80年代までのジェンダー研究では女性解放その問題意識が「男性と同じになる」というところに最重点がおかれていた。そのため「参政権」から「キャリアウーマン」までの流れは同一の問題意識であったといえよう。
しかし、男女の機会均等がまがりなりにも浸透してくると、「本当に同じでいいのか」という逆の流れが生じてくる。「性差の科学」である。両性には違いがありそれを認めたうえでの同権という問題意識である。
この流れを踏まえると女子力が今日の状況下でブームとなる理由が見えてくる。保守反動ではない新しい流れの女らしさである。
女子力というコトバにはかなり深い意味があるからこそ流行るのだと思う。いかにうまくメイクし、ファッションを着こなし、センスを磨くかだけでなしに向上心を持ち続けるかということであろう。
「ナニナニ力」は実は最近の流行である。有名なところでは「老人力」がある。芥川作家赤瀬川源平が言い出したコトバであるが、これとて世の中に広く受け入れられる背景がある。効率最優先の社会でスローな老人は敬遠される傾向のなかでその経験的能力が見直される機運が高まる、また団塊の世代の大量退職からその必要性もある、といったことからだ。
オトコもオンナもなしにただ黙々と効率だけを優先に生きていく社会や人間のあり方がいいとは思われない。せっかく豊かになったのだから個性の発揮を最大限にできないものかという願望が女子力のアップというコトバにはうかがえる。
そういう意味では女性は男性も誘って「アップ」することこそ豊かな社会といえるのではないかと思われる。
スポンサード リンク