君が、もう当たり前のように使っているオンライン百科事典「ウィキペディア」には、君でも記事投稿できるんだよ。
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ウイキぺディアは、ユーザー参加型オンライン事典検索サイトという、インターネット環境が整った、今世紀が生み出した、革新的サイトであることは、言うまでもないだろう。
ウイキぺディアが、ユーザー参加型であるということは、場所のいかんを問わず、有名無名を問わず、ウイキぺディアの基本方針に賛同し、合致しているなら、誰でも、ウイキぺディアの、記事の編集や作成に携わることが出来るということなのだ。
ウイキぺディアでは、執筆コンテストが開催される時期がある。そして、ウイキぺディアは、ユーザー参加型の基本精神から、ウイキぺディア執筆コンテストでも、コンテスト運営委員、および審査員、コメンテーターも、ひろくネットを通して、応募を掛ける方法を取っている。関心がある方は、ウイキぺディアHPトップを、ご覧になるといい。
ところで、ウイキぺディアを事典サイトというからには、ユーザーにとっては勿論、ウイキぺディア側にとっても、記載されている記事の信憑性に、疑問が多々あるとしたら、見逃せない問題になる。
そして、こうしたウイキぺディアの今後の課題は、2008年に、日本の高校英語教科書めぐっての騒動?でも浮き彫りになっている。
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「教科書にウイキぺディア!」騒動は、ウイキぺディア記載記事の正確性に関する騒動とも言える。
もともと、ウイキぺディアは、ユーザー参加型の、オンラインフリー百科事典として創られたサイトである。ユーザー側が、従来型の印刷出版された分厚い事典と、同じレベルの正確性を、ウイキぺディアには(まだ、今のところは、に限ってだが)求めてはいないのではないか。それよりも、ウイキぺディアは、利用者自身が参加出来るという、エンタテイメント要素のある、ニュータイプ百科事典として、今現在の利用者に歓迎されているのではないかと思えるのだが。
もっとも、当サイトの目的はーーー<ウィキペディアの目的は、信頼されるフリーな百科事典を――それも、質も量も史上最大の百科事典を創り上げることです。ーー<
>内、ウイキぺディアHP基本方針とガイドラインより転載>ーーーである。
ウイキぺディアを教科書に載せることを懸念する側では、ウイキぺディアの執筆および編集にあたっての、個人の責任が明らかではないことを挙げているようだ。
基本的に問題ないとする立場では、ウイキぺディアを注釈つきの、一つの参考資料として提示すればいい、という意見のようである。
いずれにしても、記事を鵜呑みにしては駄目だよ、ということなのだ。
ウイキぺディア記事作成サイドに、コツコツと出来る限り、正確性や信憑性に富んだ掲載記事の作成に打ち込む、使命感に燃えた研究者型の執筆者ばかりが揃っている訳ではないだろう。
また、ユーザーサイドにも(ユーザーが調べたい分野にも依るだろうが)凡その基本的知識がザーッと読めればいい、何となく解かったような気がする程度で満足だ、といった利用者が、大半を占めているのではないだろうか。
ウイキぺディアに限らずなのだが、ユーザー参加型のオープンサイトは、ユーザー自身が楽しんで利用できることが、必要条件ではある。
勿論、だからといって、ウイキぺディアが、いい加減な内容の記事を掲載許可している訳では全くない。そして、こういった事情も、大多数のユーザー側では、了解済みなのではないだろうか。
しかし、ユーザーが、ウイキぺディアを、正確な知識が探究できる喜びよりも、参加できるという楽しみの方に重点を置きすぎて利用すると、知識が噂話めいてくる傾向が出てくるようだ。
知識探究の楽しさは、日常から離れた視点で物事を見直すということでもある。百科事典を、ありふれた日常話にしないためにも、我々ユーザー側の見識が問われる段階に来たのかも知れない。